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学習障害の本人告知の一例

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障害を児童に告知するかしないか

LD学習障害の告知をするか、しないか?

 とある高校に合格した女の子のお母様とお父様と面談してきた。
学習障害は医師の診察ででている。IQも80−85前後とやや低い。療育手帳寸前である。軽度発達障害の疑いがある、いわゆるボーダー・グレーの子だ。
 しかし、基本的な生活習慣はできているし、学校の宿題はもちろん、家庭教師が出す宿題もヘコヘコこなしている頑張りやさんの女の子だ。でもよ。勉強を習うこと或は勉強すること自体を嫌っているのよ。なにせ物が覚えられない自分に苛立ちを覚えているのよ。うん。気持ちは分かるぜ。しかも学校の成績は200人中160位ぐらいでいる。大したものである。 

 高校入学も家庭教師の継続をお願いされたが、今までのように週2回2時間指導しても費用対効果で成果はみられないだろうし、家庭教師なんか週一程度に減らして、部活は当然、アルバイトとかさせて社会経験を積ませたほうが100倍良いのではないかと提案した。 

 さてさて、今日の面談の議題は、高校に入学するにあたり、児童に障害を告知するかしないかだ。医師はどちらでも良いと言ったとのこと・・・そうだよな。人生に関わる問題だしね。 

 私はこの児童の場合は「知らぬが仏」説をたてた。 

別に物覚えがチト悪いだけで、勉強以外の面では動作が少し遅いものの、料理も旨いし、部屋の片付けもそれなりにできている。交友関係も狭いながらも構築できている。物事の判断などでアスベ傾向を感じることころもあるが、しっかり自分の意思を告げられるのも良いと判断している。さらに反社会的な言動(喫煙・盗癖・異常性癖・差別・虐待etc)が見当たらないことも判断の理由だ。 

 10年という長期的な視野で考えるなら彼女にとって、良い旦那さんに巡りあえることが一番の幸せでないかと思っている。

 だから、ワシ等家庭教師なんて月に2回程度もいいので、アルバイトや部活やらボランテイアでもやってもらって、社会体験を身につけてもらう指導や優良な交友関係の構築をしていきましょうってね。 

 両親共々、ワシの提案に賛成してくれた。 
なかなか最近、両親の意見がバラけるところが多くて、正直ホッとできた。

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