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静岡県の家庭教師「八転九起の会」公式ページ

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県立高校間の学力格差を考える

進学で有名高校な県立高校の不登校事情

 最近、いわゆる有名県立高校の不登校の相談が多すぎる。時間があれば、私立一貫校の私立校の中学生の不登校問題を丁寧に書きたいが、最近、特に高校生の不登校の相談が多いので緊急に書いてみた。愛知県の場合、静岡県と異なり、県立高校間の格差は誰もが知っている話だ。愛知県は静岡県に比べ、もっと高校間に格差があるし、昔からこんなもんだから親も子供らも納得している。今日は経営者がいずれも静岡県である県立高校を例に出して考えていこう。

田舎の県立高校A
朝は、先公が校門前で生活指導している。

「おう、遅刻せず入れよ」
「おはようございます」「おう、おはよう」あいさつ運動激しく実施中だ。定時に始まり、定時に終わる。教育内容は中学の復習が1割。文部省指定の高校の内容は9割。精々、居残りさせられるのは宿題をやっていない者や授業にでない、エスケープする生徒たち(うちで高校でも家庭教師に行っている腐れ縁の生徒達はここに当てはまるorz)

有名な県立高校B
朝から小テストを行います。定時より早く始まります。補講もあります。当然、小テストの出来が悪い奴は残されます。宿題も多いです。もちろん合格後に入学式まで出すようにと山ほど宿題が出る学校があります。教育内容は文部省指定の高校の内容7割+大学受験対策3割残された生徒はたまらないだろうな。有名高校はいるだけの頭があるのに、そこで落ちこぼれてしまい不遇な3年間を送る。書いているだけで辛くなる。
 さてさて私立になると、どこの高校(サポート校・高等専修)とは書かんぜよ。中学の復習8割。高校の内容2割なんて学校もある。
 うちの家庭教師先の親御さんが怒っていたよ。「高校ごっこ」じゃねーかって。ワシは「この学校はいくらなんでも息子さんにはレベルが低すぎます。もう少しレベルを上げましょうよ」って提案していたから、ワシ相手に愚痴をこぼすしかないんだよな。
 当の本人には基本的な学力をたたき込んであるから、成績が悪くて不登校だった私立中学時代とは異なり、ヘラヘラ高校生活をエンジョイしている。多分、大学も行くだろうな。内申点が高くでてきてしまうからね。しかし、親の経験からすると、この高校なにかオカシイゼ。そう思っている。
 ワシも家庭教師という職業柄、静岡県の高校生を見ていて、最近、愛知県のように、顕著なほど県立高校間の学力格差が広がっていると感じている。
 うちの生徒どもで高校生になっても、面倒みているのは「下請け=腐れ縁」の連中で、親がうちの教育方針に納得しているケースだ。当然、長年の付き合いの生徒だから、「先生、デートの映画は何が良い」とか「やい、お前。授業料が無駄になるから学校さぼるな」とか「バイトやって小遣い稼げ」なんて腹割った話ができるし、生徒どもも交流があるから、当然、学校間の格差の話が出てくる。「けっ、馬鹿高校はやることが違うぜ」なんてお互いに納得している。
 こういう姿勢って正しいんだよな。うちの会みたいに変わった先生や生徒どもみたいな集団の中でガチャガチャやっていると、互いを認めあい、調和することが自然とできるようになるんだよ。
まあ、世の中、こんな高校やこんな生き方或いはこんな障害もありだってね。
 しかし有名高校の不登校の児童からすると、同じように頭の良い集団で育ってきているから、何これって思うだろうな。私がやっている難易度の高い勉強・山のような宿題は何?って思うだろうな。
 バイトや恋愛一つできずに落ちこぼれてみなよ。本人は学校に行くのがつらくなる。親もこれだけの有名高校に入る子だからって期待して「頑張れ!!頑張れ!!」ってなっちまうんだよな。
 どこかの有名進学塾で、進学高校と卒業生の不登校率やら中退率を出してみたら、おぞましい数字が出るんじゃないか。たぶん、大当たりだろうな。
 高校は義務教育ではない。しかし静岡県の全日制の県立高校間の教育格差は年々ひどくなる。これは私たち家庭教師という現場からみて感じている。これに違和感を持つ児童も確実に増えるだろうな。
 私は高校間での交流事業を行いことを提言したい。いろいろな高校があってしかるべきだし、学力が向上した生徒が有名校に編入できる、あるいは田舎の高校に行けるなんて静岡県で制度は作れないだろうか。

付記
 特別支援高校は別問題だ。この学校は必要である。
 障害や疾病の程度に応じて教科書の内容が変わるが、小学2年生程度から中学の復習2割・高校の内容8割なんて学校内部、生徒間に差がある。
 障害や疾病がある子たちが、精一杯、時間をかけて学んでいるのだ。特別支援学校のカリキュラムに批判をするつもりは毛頭ない。誤解するなよ。全日制普通科だけを問題にして上に書いてあるのだ。
 特別支援高校の教科書に電話のかけ方なんてあったが、電話にでることを18年かけてできるようになることの感激は障害をもった当事者の親や生徒じゃないと分からないだろうな。

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