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家庭での作文指導の例

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作文指導の一例

「障害に関して」生徒の作文

 考えらさせられる作文だ。
 実はね。ワシのお袋は身体障害者なんですよ。24時間車いす。脚は動かんが、口はそれを補う勢いで達者だよ。ガハハハハ。
 でね。障害者(下記の弟を含め)だから「人間が素晴らしく清い」なんて思ったら大間違いだと書いておくよ。そういう考えの奴は家でメロドラマの見すぎだ。
 例えばだよ。当家のお袋なんて手前の障害を逆手に取るのが上手い上手い。(文責)
 今でも昨日のように覚えているんだがね、ワシが5歳のころ保健所で予防注射に行ったんだよ。ワシは前から100番目ぐらいだ。そしたらよ当家のお袋が車椅子をへこへこ転がしてきてよ。
 「あそこにいる事務員さんに「お母さんは車いすなんで早くしてください」といってきて」 とノタマウでないか。何も知らんワシはそのまま伝言ゲーム。
 100人ぐらい並んでいたんだろうけど、自分たちが待つのがめんどくさいという自己中心丸出しの理論で、ワシが一番に廻され、いの一番に痛い注射を打つはめになった。ウンコもれそうになったよ。今もそうだが、注射は嫌いなのよ。ハイ。

この恨み、生涯忘れんぞ(ガハハハハ)

 まあ下の作文とは関係ない話を書いたが、ワシが言いたいのは、あまり弟君も姉貴もその家庭も美化しない程度に読んでくださいということです。
 お母さんと先生(うちの家庭教師)が一緒になって、作文が上手くなるように指導してきた成果が出た一例でもある作品だ。家庭教師の指導にご家庭が協力してくれると、あっという間に作文なんかうまくなりますよ。作文指導なんて絵画指導や書道指導と一緒ですよ。あまり難しく考えない方がいいと思う。

 また、この作文は静岡新聞に過日掲載されました。したがって、家庭教師先の児童本人の原文に新聞社によって、多少、筆が加えられていると考えてください。

        受け入れるのは障害でなく「人」

                        高校2年生女子
 私は最近、新聞やテレビで、障害者と働く会社や障害者援助をして見ませんか、などという見出しを見かける。そこで働こうと思う人はどのような障害者を考えるだろう。車いすや杖など使うもの?それとも障害者手帳などの証拠?私は身近に障害者がいるからすぐ浮かぶのは後者だけれど。身近な障害者とは実の弟で知的障害を持っている。だからといって弟を恥じたり、自分にとっていらないと思わない。むしろ弟とは仲が良い。
 だから私は考えた。職場を障害者が探し、就職するのは難しい。けれど、障害者は仕事ができないわけでもないし、何もできないわけじゃないと思う。では何ですぐ就職に結びつかないか。私は健常者の受け入れ態勢や受け入れ方に問題があると思う。いくら受け入れるといってもどれだけの知識を持っていて、どれだけ対処できるのかと考えてしまう。障害があるから受け入れる、障害者だからこの仕事と私たちが考えるのはただの同情しかならないと思う。受け入れるのは、障害者ではなくそこにいる人を受け入れることだと思う。
 私たち健常者がしなければならないのは障害を受け入れることではなく、健常者と障害者の間のカベをなくすことだと思う。

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